2015/03/31

「製品リコール時のアシュアランスケース進化例」を公開しました

  • 名前(Name)
    •  製品リコール時のアシュアランスケース進化例
  • 意図(Intent)
    •  リコールなど、迅速な対応が求められる状況で、D-Caseの記述を対応して変化することにより、迅速な説明責任の遂行や、適切な不具合対応策の決定などを支援する。
  • 動機(Motivation)
    • D-Caseは一般には製品のリリース時のディペンダビリティに関する論証を記述したものであるが、リリース後も、市場不具合やリコールなどの新たな事実の発覚による環境の変化によって、D-Caseも対応して変更する必要があると考えた。また、そのような対応により、不具合やリコールへの対応に、D-Caseが貢献できると考えた。
  • 構造(Structure)




  • 適用条件(Applicability)
    • 製品リリース時のD-Caseが完成していること。
    • D-Case構文定義書に含まれる撤回可能GSNが利用できる環境にあること。
      • 撤回可能GSNは、反論が記述可能なGSNの拡張。
  • 使用方法(Implementation) 
    • リリース後不具合やリコールの報告について、リリース時のD-Caseの適切な箇所に反論として追記する。もしそれらの報告について、なんらかの解決がなされた際は、それを前述の反論の再反論として記述する。
  • 前例(Known Usage)
    • 特になし
  • (Example)
  • 関連D-Case (Related patterns) 
    •  特になし